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日本一楽しい仕事 [Pickup]

こんにちは。
突然ですが、みなさん都会の喧騒から逃れて南の島で働いてみたいなあ、
なんて思ったことはありませんか?

そんな人々の理想と観光PRを兼ねた、愛知県の離島で行われているプロジェクトのご紹介。

『離島に住み込み情報発信 愛知県、島の「広告塔」募集』(朝日新聞社より一部抜粋)
愛知県が、離島で4カ月間過ごしながら島の魅力をインターネットで発信する
「広告塔」役の募集を始めた。失業中の求職者が対象で、月給30万3千円を払う。
斬新な知恵を求め、「日本一楽しい仕事」と応募を呼びかけている。
勤務場所は、同県の知多半島沖に浮かぶ佐久島、日間賀島、篠島。
自然や海産物に恵まれ、名古屋からも日帰りで行ける近場の観光地だ。
ところが、東日本大震災後は観光客の減少が目立っているという。

求職者に希望を与え、自分の個性を世にアピールしたいとういう若者に夢を与えつつ
離島をPRできるという画期的な施策ではないでしょうか。

募集の結果、518人の応募から3人の女性が選ばれ、
9月から離島でそれぞれの個性を生かし、PR活動を始めるようです。
どんなPR活動になるか目を離せませんね。

『愛知の離島広告塔、シンガーソングライターら女性3人に』(朝日新聞記事)

実はこの施策、2009年オーストラリアのクイーンズランド州政府のおこなった
「世界最高の仕事」というプロジェクトからヒントを得て実施されました。

どんなプロジェクトかと言うと、
オーストラリアのハミルトン島の管理人として半年間、島で生活をしながら
メディア対応、ブログを通して島の魅力を常に発信し続けるというもの。
契約期間は半年、15万オーストラリアドル(約1,000万円)の報酬の他に、
豪邸も用意される好待遇に、世界中から3万人を超える応募者が殺到して、
世界中のマスメディアで大きく報じられました。
なんと最終選考には日本人女性も残っていました。



また、今年は同じくクイーンズランド州政府観光局による、
「ミリオンダラー・メモ」コンテストというプロジェクトも。
60秒以内の企業PRビデオを作成して送り、選考を通過した企業には、
100万豪ドル(8,000万円)相当の“究極のインセンティブ旅行賞品”
というなんとも豪華な社員旅行(2012年7月~12月渡航)が贈呈されます。



コンテスト公式HPはこちら→http://www.milliondollarmemo.com
(優勝企業の応募ビデオや選考に残った20社の応募ビデオを見ることができます。)

愛知県の施策のように、公募によって選ばれた一般の人から発信される
“離島情報”なんて、新鮮味があり興味深いですね。
また、「ミリオンダラー・メモ」コンテストのように、
観光業界に刺激を与えつつ、企業と世界が繋がることのできる施策は
その拡散力や波及効果によっては革新的なものとなるでしょう。

震災後減少していた外国人観光客も少しづつ戻りつつありますが、
世界中の人々を対象に、日本の素晴らしさをアピールできるような
観光施策なんていうのも考えられるのではないでしょうか。


西本
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